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2017年度 理事長所信


一般社団法人横手青年会議所

理事長 高橋 孝志



【はじめに】

 私は「横手って何もない」と言っていた側で、まちに対して全く当事者意識がない人間でした。しかし、子を授かり親となったことで、生まれ育った故郷で子育てをしたいという思いがこみ上げてきました。そして、縁あって青年会議所に入会し、まちのこと、明日を担う子どもたちのことを考えるようになり、故郷への誇りと愛郷心が芽生えてきたように思います。また、たくさんの同じ志を持った仲間と出会うこともでき、今では心の底から「横手が好きだ」と言えます。このまちで仕事をし、家族を養い、一生住み暮らす決意を固めるきっかけにもなりました。
私の意識を変えてくれた青年会議所と、同じ志を持った仲間、そして輝かしい歴史と伝統あるこの青年会議所を、長きにわたり紡いでこられた全ての皆様に感謝の念を持ち、明るい豊かな社会の実現に向けて率先して行動して参ります。


 



【まちづくり】

 明日のための今だから
愛するまちのために今何ができるのか。
それは、地域の課題を考え、その解決に向けて行動を起こすことではないでしょうか。
我々は、先人たちが残してくれた歴史・文化・人と人との結びつきを、後世に伝える責任ある世代であり、生産年齢人口の中枢を担う青年経済人でもあり、このまちにとって無くてはならない存在であることは確かです。だからこそ、このまちに住み暮らす我々若者が先頭に立ち、課題解決の突破口を開かなければいけません。そして、率先して行動を起こすことで、我々の想いが広く市民に伝播し、影響を与えることでしょう。
机上論だけで地方消滅が謳われているようですが、それは絶対にあり得ません。なぜなら、このまちには故郷への誇りと愛郷心を持った若者がたくさんいるからです。明日のための今だから、英知と勇気と情熱を持って価値ある一歩を踏み出して参ります。

 



【ひとづくり】

 明日のための今だから
明日のまちを担う子どもたちのために今何ができるのか。
私は、高校から故郷を離れ、その後、進学・就職で10年ほど他のまちで生活をしていました。都会に住んだからこそ分かる、田舎には田舎の良さがあることを知っています。
大多数の子どもたちも、恐らく進学などで一度は故郷を離れると思います。これは致し方無い現実です。ただ故郷には、慣れ親しんだ自然や景観、美味しい食べ物、そして、強固な人と人との結びつきなどの地域の“たから”が多く存在しており、これからの明日のまちを担う子どもたちには是非、この地域の“たから”に気付き、愛郷心を持ってもらいたいのです。子どもたちに一番年齢の近い団体だからこそ伝えられることがあります。明日のための今だから、子どもたちの心に地域の“たから”を刻み、いつかは、このまちに帰って来てくれることを切に願い事業を展開して参ります。





【会員拡大と組織力強化】

 明日のための今だから
青年会議所のために今何ができるのか。
我々の団体は、20歳から40歳までという年齢制限が設けられており、この先3年間で約20名の正会員が卒業することになります。この厳しい現状を受け止め、全会員一丸となって会員拡大を行うしかありません。そして、先輩諸賢の絶え間ないご尽力で紡いでこられた、輝かしい歴史と伝統ある青年会議所を、明日へ繋げていかなくてはなりません。しかし、ただ闇雲に会員拡大をして、分母を広げるのでは意味がなく、アフターフォローを徹底し、同じ志を持って一緒に行動してくれるメンバーになってもらわなければいけないと考えます。新入会員には、やりがいを早期に見つけ、「もう少し早く入会すれば良かった」などと後悔することのないように、濃密なJCライフを過ごして欲しいのです。それが、更なる組織力強化に繋がっていくのだと思います。明日のための今だから、積極的かつ効果的な会員拡大に取り組んで参ります。





【第47回秋田ブロック大会を主管するにあたり】

 9年ぶりに秋田ブロック大会の主管をさせて頂きます。秋田ブロック協議会の最大の運動発信の場であり、会員が一堂に会する貴重な場でもありますので、LOMを挙げて全力でサポートいたします。この大会の成功に向けて、心をひとつに、力をひとつに行動することで、個々の更なる成長はもとより、LOMの価値を高めてくれるに違いありません。このような機会を与えて頂いたことに会員全員が感謝し、おもてなしの心でお迎えすると共に、横手の魅力を発信していきます。また、同時に青年会議所の運動を広く県民に発信する絶好の機会であると捉えております。この大会が会員・県民にとって有意義な時間となるべく、秋田ブロック協議会と連携を密にし、大会の成功を目指して参ります。





【結びに】

 あるアンケート調査で興味深いデータがあります。80歳以上を対象としたアンケート調査なのですが、「人生で最も後悔していることは何ですか?」という問いに7割の方が同じ回答をしています。それは「チャレンジしなかったこと」だそうです。
明日のための今だから、今という一瞬は二度とはやってきません。愛するまちのため、明日のまちを担う子どもたちのため、自己の研鑽のために、同じ志を持った仲間と共に行動を起こしましょう。たとえ上手くいかなくても、間違えても、青年会議所は大人の学校ですから何も問題ありません。問題なのは、チャレンンジしなかったことを後で悔やむことだけです。高い壁を登った時の方が、挑戦した者だけしか味わえない何かが待っています。まだ見ぬ1年後の成長した自分に会えることを楽しみに、共に邁進して参りましょう。



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